本で思い出す場所


「いつも動いていることが美しい。流れる水が腐らないように、心地よく感じるのは、それが滞らぬ時間という自然の姿だからです。伊勢神宮が20年ごとに建て替え改めるのと同じ、新しくなることが永遠につながります。」(土井善晴著「一汁一菜でよいという提案」 )

今日読んだ本の中にあったこの文が、黒磯を形容しているようで、写真代わりに載せておきます。

いつも新鮮な町、那須は黒磯。良かったです。お休みありがとうございました。

iijima coffeeではいま本の販売をしています。

文から思い出す旅もたまにはいいかもしれません。

----- 期間:7月20日(木)〜8月1日(火) 内容:本の販売 (価格580円 コーヒーチケット付or ケーキセットチケット付き1100円 ) 場所:iijima coffee店内 -----

上記で一部抜粋した「一汁一菜という提案」。いい本でした。

食も情報過多な時代。オーガニック、○○産、高級食材、そんな美味しさの情報だけ詰め込まれたような食たち、見栄えだけ良くて中身のないような料理。

他者に承認を求めるような食事や料理に違和感を覚えるのは、きっと私だけではないと思います。

オーガニックや高級食材を否定しているわけでは決してなく、作り手の想いなしにそうした情報だけが先行している経済活動を最優先した食材や料理は、どこか味気なくて寂しい気持ちになります。

食とは、料理とは、生きるとは。

情報に踊らされて、いまの食生活や自分を否定してしまいそうな人に

「これでいいのです」

と、そっと手を差し伸べてくれるような、滋味溢れるお味噌汁のような本。温かな読後感。

読み終わったので本の販売の棚に置いておきますね。

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