September 2, 2017

 

 涼しくなってきたので、盛夏は控えていた自転車に久しぶりにまたがった。

漕ぐと受ける風が懐かしくもあり、昨日のことのようでもある。

慌ただしい夏だった。

夢のなかにいたのではないかと、錯覚さえするほどだ。

 

茨木のり子さんの言葉を借りれば、死こそ常態であるなら、生きているいまこの時は、

盛夏そのものなのかもしれない。

そう思うと、これまでの、そしてこれから起こるであろう一切合切に対して、これでいいのだ。と、言えそうな気もしてくる。

 

お店に置いてある本の著者、の、配偶者が、ある人に贈った手紙を見かけた。

あとから来る人の道になるような仕事をしなさい。

と書いてある。

轍のないところへと舵を切りたい。

もっともっと、混沌のなかへ。

うだるような暑さのなかへ。

遠くの方でかすかに見える光のような静謐さを追いかける。

動を制した静けさよ。

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